手元にある、ありあわせの素材を使って直感的に、新しいモノを作り 上げる意味の「ブリコラージュ(Bricolage)」は、文化人類学者のクロー ド・レヴィ= ストロースの『野生の思考』で取り上げた思考法。 ubusunaの服づくりはまさにこのブリコラージュな体験。ベースとなる素材以外は熊本にわずかに点在する土着の素材や、手仕事をフィールドワークした上で、デザイン開発のためのリソースを1年かけて準備。OEMなどの製造方法は選択せず、手元にあるものからどうやって世界に通用する幅を作っていくかだけを考えました。
縄文時代から現在に至るまでの、土地が産み出した日本の服という視点で歴史や美意識を辿り、和服と洋服のデザインを再解釈しながら、職人文化の現在位置を探求していく作業は、さながらミュージアムづくりのようなプロセスでした。
デザインは著名なデザイナーには依頼せず、クリエイティブディレクターとデザイナーを中心に、様々な資料を参考にして自分たち自身で行う選択をしました。できるだけ自分たちで、身近な素材や技で造るブリコラージュな服にこだわったのは、熊本だけでなく、みなさんの土地でも世界に通用する服づくりができるということを証明したかったのがその理由です。その無茶な試行錯誤に応えたのが、主旨に共感してくれた手仕事のみなさんとの共創関係です。
手元にある、ありあわせの素材を使って直感的に、新しいモノを作り 上げる意味の「ブリコラージュ(Bricolage)」は、文化人類学者のクロー ド・レヴィ= ストロースの『野生の思考』で取り上げた思考法。 ubusunaの服づくりはまさにこのブリコラージュな体験。ベースとなる素材以外は熊本にわずかに点在する土着の素材や、手仕事をフィールドワークした上で、デザイン開発のためのリソースを1年かけて準備。OEMなどの製造方法は選択せず、手元にあるものからどうやって世界に通用する幅を作っていくかだけを考えました。
縄文時代から現在に至るまでの、土地が産み出した日本の服という視点で歴史や美意識を辿り、和服と洋服のデザインを再解釈しながら、職人文化の現在位置を探求していく作業は、さながらミュージアムづくりのようなプロセスでした。
デザインは著名なデザイナーには依頼せず、クリエイティブディレクターとデザイナーを中心に、様々な資料を参考にして自分たち自身で行う選択をしました。できるだけ自分たちで、身近な素材や技で造るブリコラージュな服にこだわったのは、熊本だけでなく、みなさんの土地でも世界に通用する服づくりができるということを証明したかったのがその理由です。その無茶な試行錯誤に応えたのが、主旨に共感してくれた手仕事のみなさんとの共創関係です。
KAZUNOBU NAWATA
Designer
MIKIHIKO MORITA
Brand Conceptor
TAKATOSHI FURUSHO
Executive producer
MAMORU KAWAKITA
Marketing
KENICHI SHIGETO
Creative Director
TOMOKI MATSUOKA
Accounting
TOMOMII FURUSHO
Brand Adviser
HIROKO TANAKA
Shop Manager
「shop ubusuna | 熊本」にディスプレイされた、積み重なった10個の箱。表面には、鮮やかな椿の花が精密な筆致で描かれている。この箱は、人吉に伝わる「花手箱」である。
山鹿の高台に建つ古民家に、竹細工作家、木部大資のアトリエがある。ここは、かつて祖父が畳屋を営んでいた場所。10年ほど空き家になっていたが、なんらかの形で活かすことができないかと、木部の母親は考えた。
花の香酒造のお酒「産土 ubusuna」が、藍甕にトクトクと注がれていく。日本酒は藍の栄養源となり、還元酵素を活性化させ発色を促す。ここは、熊本県水上村の山中にある藍染工房、organic 藍 farm nagomiya。運営しているのは、瓦川陽大、佳奈夫妻である。
水俣浮浪雲工房は、手漉き和紙と草木染めの手織り布を主に製造している。ある日工房を訪ねると、土間では代表の金刺潤平が昔ながらの道具で紙を漉いていて、奥の部屋からは「タンタン」という音が聞こえてきた。
浮浪雲工房 花の香酒造株式会社 肥後の里山ギャラリー 江口誠 木崎康弘 藤村都 寿木部大資 nagomiya 木の葉猿窯元 住岡郷土玩具製作所 株式会社オカモト商店 株式会社ケイ・エム・クロージング 有限会社共立衣料 株式会社リゲル 桑原竹細工 山鹿シルク 花井&肥後椿 松尾組子 宮崎染織肥後象嵌 花井雅美
BRAND CAST executive brand producer 古荘貴敏 produce 松岡友輝 production manager 河北守 designer 縄田 和信 creative director /photograper 重藤賢一 (mars) 重藤桂子 (mars) concepter & editor,web planning 森田幹彦 (mars) writer & editor 長谷川和芳 (mars) logo design-editorial design 新田みのる / 西政文 (mars)web design 西政文 (mars) cg 土井貴一朗 print 池田紙器工業 / シモダ印刷 sns 中島博美 overseas cordinator 片桐正史 shop manager 田中比呂子 brand advisor 古荘友美 UBUSUNA SPECIAL THANKS TO 浮浪雲工房 花の香酒造株式会社 肥後の里山ギャラリー 熊本県立図書館 江口誠 木崎康弘 藤村都寿 木部大資 organic藍farm nagomiya 木の葉猿窯元 住岡郷土玩具製作所 株式会社オカモト商店 株式会社ケイ・エム・クロージング 有限会社 共立衣料 株式会社リゲル 株式会社 平和マネキン熊本 小田英夫 柳原デザイン 島村信一郎 |FOOD 花小町 |CLAFT 玄窯 月花 |CULTURE 肥後古流 白水会 *熊本をはじめご協力頂いた全ての方に感謝いたします UBUSUNA.STT
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